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Stumpさんへのお返事です。
こんにちは、そして、はじめましてStumpさん。
私は、CE-2500 Custom(1977年)とCE-1500(Limited Products, 1980年)を所有しています。
この2本については、フィンガリングもストロークも非常に満足しています。
ただ、すでに手放したものにCE-2500(1976年)がありますが、これがStumpさんのCE-600と同様でした。ゆえに、当時は、がんばって手に入れたにもかかわらず、YAMAKIのNo.1150に買い換えてしまった経緯があります。
本題に移ります。
もちろん、Cat’s Eyesギター特有の鳴りの基本的傾向はあると思いますが、「個体差」や品番(CE-600, CE-800, CE-1200等)ごとのコンセプト、製作時期等によって違いがあると思います。
ですから、弾き込んでいくことによって「低音が出るようになる」とか「鳴り方が良くなる」というような「そのギターの持つ音色や鳴り方の傾向」が変わることはないと思います。
別の言い方をすると、弾き込んでいくことで、そのギターの本来持っている音色や鳴り方が顕著になるということでしかありません。
ところで、CE-600は、マーチンでいうところのD-35をモチーフしたものではなかったでしょうか(違っていたらごめんなさい)。D-35は、ボーカルを殺さないような鳴り方にチューニングしてあったと記憶しています。
ゆえに、低音域が押さえ気味で中音域にバランスがとってあります。CE-600が忠実にD-35を踏襲しているとするならば、Stumpさんのギターは、それが特徴なのだと思います。
あくまでも私の憶測に過ぎませんが、結論としましては、そのCE-600がしっかりとメンテナンスされたものであることを前提とするならば、その要因は、「製作コンセプト」と「個体差」によるものであるから、
現状を受け入れるしかないのではと考えます。
Stumpさんの期待する答えになっていませんが、同様の経験をした者として、また、Cat's Eyesギターの仲間として、声をかけさせていただきました。
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